戦国小町苦労譚の15巻が2月9日に発売されます。
内容はサブタイトルの治世の心得の通り、国を収めるとはどういうことなのか、奪うだけでは栄えることはない、それを与六を通して教えてくれます。
2024年現在、5割も税金で回収する今の政治家に見て欲しいくらいです。
実際戦国時代では
- 奪うが基本
- 教育レベルが低い
- 庶民の識字率も低い
- 寿命も短い
とあって、特に地方では栄えるということ自体、難しい環境になっています。
そんな中、転移してきた静子は民との共存を第一にした治世。
民が幸せでなければ、国は栄えない、がよく分かる一冊です。
記事のポイント
- 静子は政治家としても優秀
- 親しみと知識が合わさって最強となる
- 人たらしの腕は静子さんが激強すぎ
- 静子は技術の発展についてタガが外れた
以上です。
15巻はまだ穏やかですが、今後急速に織田軍の実力はアップしていきそうです。
戦国小町苦労譚 治世の心得15のあらすじ
静子の元を訪れている与六は、静子の’治世’のやり方に驚くばかり。
「国人を知りたくば民を見よ」
謙信の言葉を反芻する与六は、静子の姿に何を見るのか──。
一方、織田陣営が着々と計画を進めていくなか、反織田派の勢力も様々に考えを巡らせており…。
史実でもそうでしたが、反織田は武田が上京してこない、それだけで自壊していって草でした。
公家体質とでも言うのでしょうか、助けられて当たり前、という意識が強すぎます。
戦国小町苦労譚 治世の心得15の内容
★戦国小町苦労譚 治世の心得15【電子書店共通特典イラスト付】を読む★
第七十一幕 共存
上杉家家臣 与六(子ども)
静子の偵察に行く
そこで新しい技術や考え方に触れ、共存の素晴らしさに触れていく
上杉謙信「国人を知りたければ民を見よ」
「支配者は民から奪うのが常 しかし織田は共存している」
「だから手強いのだ」
いい暮らしが出来れば上は誰でもいい・・・よく言われる言葉ですが良い生活を提供している上がなくればどうなるか
民の支持は厚く、戦闘時にも強い力になります。
これが国を大事にするということ、共存って本当に大事です。
第七十二幕 威圧
織田信長の威圧はすさまじい・・・さておき
マグロは昔下級魚だったのは驚き
きちんと処理したマグロの刺し身は旨すぎて、矯正を上げる武将は草
第七十三幕 暗躍
海軍 スクリュー船開発
素材 高炉作成 鉄の大量生産 鋼の生産可能に
暗躍ってレベルじゃなくない・・・?
第七十四幕 真珠
静子 オルガンティノ経由でヨーロッパとの養殖真珠販売の経路作り開始
懸念はイエスズ会の強行派カブラル
というかイエスズ会所属なのに、会の方針の「郷に入っては郷に従え」に否定的って何なの?馬鹿なの?
意味わからないわよね・・・イエスズ会自体が弱いのかも?
第七十五幕 意気
織田家嫡男 奇妙丸 具足始め 初陣へ・・・
戦国小町苦労譚 治世の心得15のポイント
★戦国小町苦労譚 治世の心得15【電子書店共通特典イラスト付】を読む★
- 民は奪うものではなく、共存するもと
- 静子、暗躍どころではなく、もはや黒幕
- 浅井朝倉軍、知ってはいましたが、自分の事だけ考え過ぎ
- 浅井長政さんは逃げられて良かった・・・
- 静子さん一人で産業革命出来ているのは草
- というか恐怖なのですが
戦国小町苦労譚 治世の心得15の見どころ・感想
今回上杉家家臣、後の直江兼続こと与六が静子の元を訪れます。
直江兼続って糸目だったんだ・・・とちょっと思いましたが、さておき。
越後から京まで一人で旅出来るなんて、さすがは上杉家が家臣という感じ。
途中で前田慶次と合流、一緒に静子の元手お世話になることになりました。
上杉謙信の話を聞き、静子を体感しにきた与六。
静子を体感することで、さらに優秀な武将になっていきそうです。
何しろ直江兼続ですし
73話の暗躍も注目
スクリュー船とかもはやズルのレベルだし、高炉が出来るのも本来はずっと後・・・技術を覚えての転移ってホントにチートです💧
以前は技術を発展させすぎることに悩みがあった静子ですが、人の死に触れ、発展に関してはタガが外れてきたようです。
未来の知識を惜しげもなく出し始めました。
キューブ状のお味噌汁とは、そういうのはいい。
でも長距離射程銃は危険すぎる・・・。
是非読んでみてください。
まとめ
戦国小町苦労譚 治世の心得15の詳細
シリーズ名 戦国小町苦労譚(コミック)
作家 沢田一 夾竹桃 平沢下戸
掲載誌・レーベル アース・スターコミックス
出版社 アース・スター エンターテイメント
ページ数 167ページ
配信開始日 2024/02/09 00:00