お互い気付いた者同士、愛理とひろくんの関係はある意味理想、でも救いをもたらすのは、自分とは違うものだった。
お互いの傷を同情しあうのはいい、でもそれだと新しい段階にいけなんですよね。
けだものたちの時間6巻では、旦那のゆーくんが大活躍します。
苦楽を共にしてきた夫婦、ついにハッピーエンドになるかも?
めちゃエロいけど
誘いに乗ったら破滅しそうな子
あらすじ
「愛理を壊したのは俺じゃないよ」愛理の父親が急死した。葬式に参加するため愛理と共に実家へ向かう優斗だったが、彼女に対する母親の言動に違和感を感じ始める。一方愛理は、暗い思い出ばかりの実家に耐えきれず、葬式も抜け出すのだった。今井の監禁で心を壊してしまったと思い続けていた優斗は、自分とはまったく異なる「家族」の形に困惑すると同時に、虐待されていた過去を語り始める愛理と向き合えるように…?
愛理を監禁していたひろ・・たまに頭を殴ってたのって二重人格の自分を殴ってたのか・・・子どもの頃の純粋なひろくんって天使と悪魔の天使みたい💧
内容
第31話 味方
虐待なんてない・・ハズ
第32話 神様
愛理大爆発、ついに真実を
第33話 鍵
ひろくんは二重人格
第34話 選択
真・ひろくんは惚れてた男だった
第35話 ない方がましな家族愛
取り繕う愛理の親戚たちにゆーくん爆発!
第36話 軽蔑
バイバイ
今回は旦那さまのゆーくん大活躍。
愛理の母親:私達の味方よね?
愛理(奥さん)の味方に決まってるじゃないですか・・・でもそれが言える人も中々いないのも事実。
流石です✨️
ポイント
- ゆーくんは限界になってきた
- 愛理の父親が死亡
- 愛理は実家にいるだけで限界
- 旦那のゆーくん、全てを理解、覚醒
- 愛理、ついに全てを吐き出す
- ひろくん、やっぱり二重人格
見どころ
第35話で愛理に真実を聞いた、旦那のゆーくん。
実家に突撃し、怒り爆発。
そんな時、愛理の母親は父親の愛理の虐待コレクションに気づき、処分しようと・・・
ゆーくん、意外に強かったんですね。
確かに愛理さんとここまで寄り添えてたんです、強いのはわかってましたが、ここまでとは。
きっちりけじめをつけた!
愛理はついに母親に言いたいことが言えました。
ザマアとスカッと、二重でお得な1巻になりましたね。
おすすめサスペンス
|
|
---|
感想・レビュー
今回は愛理の逆襲の回。
あんたは頭が悪いんじゃない、卑怯なんだ!
愛理のセリフですが、まさにその通りで周囲からどう見られるか、が母親にとっては一番大事なんです。
日本人らしいと言えなくはない。
でもこの母親には絶対的に覚悟が足りません。
父親も鬼畜ですが、こういう自分に逆らわない母親を無意識に選んだのかもしれませんね。
でも普通は通報するでしょ!と思います。
母親と子ども、シングルで暮らす人なんて珍しくもありません。
人間の弱い所を凝縮した、ゾクゾクする巻でしたね・・・。
まとめ
シリーズ名 けだものたちの時間〜狂依存症候群〜
作家 big brother
掲載誌・レーベル comic RiSky(リスキー)
出版社 ぶんか社
ページ数 149ページ
配信開始日 2023/12/14 00:00