戦国小町苦労譚16巻「忍び寄る影」が2024年8月9日発売。
実際は翌年の長篠の戦いで使った鉄砲を、一年早く使う戦いが始まりました。
念願のVS武田戦です。
と思ったのですが、今回はインターミッション的な巻。
ちょっと引き伸ばしかな、とも思えてしまいましたが、伏線として必要な流れだったと思います。
16巻のポイント
- 義満、公方とバレる
- 静子、信長にドクン ドクン
- 二俣城、落城
- 明日、歴史を変える
戦国小町苦労譚16巻「忍び寄る影」のあらすじ
依然大きな動きを見せない武田軍。
信玄は秘密裏に織田陣営への探りを入れ、静子と足満の動向に目を付ける。
信長も戦の動きを察知し、近江を秀吉に任せて岐阜に戻り…。
いよいよ機は熟した──。
ついに信玄が出陣を宣言する!
武田の出撃、かなり遅くになったのよね、織田包囲網はやきもき・・・
戦国小町苦労譚16巻「忍び寄る影」の内容(ネタバレ)
第七十六幕 母性
第七十七幕 好機
第七十八幕 鼎談
第七十九幕 胎動
第八十幕 前夜
- 鶴姫さんの育児の話から始まり、武田の徳川調略。
- 義満が公方とバレる。
- 静子隊、徳川の後詰に出撃
史実で言う、二俣城の戦いの前哨戦ですね。
実際は徳川は敗北、その後、武田は進軍するが、信玄が不調になり撤退。
の流れです。
戦国小町苦労譚16巻「忍び寄る影」のポイント(ネタバレ)
見どころは七十七話の好機。
武田軍出撃が決まり、あの信長が静子に託します。
「貴様は常にわしの理解を超えてきた」
「信じておる」
「頼むぞ」
まさかまさかの織田信長、静子に頼むぞ宣言!
さすがに静子も時間差で震えちゃいますよねw
ポイント
とはいっても、一方的に同盟を破棄しておいて、配下にならないか?は無理でしょ💦
武田軍って力こそ正義!って感じだからね・・・
戦国小町苦労譚16巻「忍び寄る影」の感想(ネタバレ)
史実では
- 1572年10月武田軍出撃
- 徳川軍と開戦
- 1572年12月22日 三方原の戦い(徳川敗退)
- 武田軍一時停止
- 1月、2月 徳川側の城を落とす
- 2月 信玄 吐血
- 4月 甲斐に撤退
となっています。
静子軍が関わるのは、徳川が敗走を重ね、浜松城まで迫った時。
12月 静子軍が出撃!!
この時点で武田の次の一手は二俣城攻略。
攻略後、信玄吐血で不調・・・の予定💧
武田軍に勝利か微妙なところを突いてきましたね。
ただ次の17巻が決戦の回となるのは間違いなさそう。
本来、信玄死後の翌年の長篠の戦いで登場した鉄砲隊。
今回は少し登場が早いです。
果たしてどうなるのか・・・次回も楽しみです。
まとめ
シリーズ名 戦国小町苦労譚(コミック)
作家 沢田一 夾竹桃 平沢下戸
掲載誌・レーベル アース・スターコミックス
出版社 アース・スター エンターテイメント
カテゴリー 青年コミック
ジャンル コミカライズSFファンタジー歴史・時代劇・戦記
ページ数 173ページ
配信開始日 2024/08/09 00:00