2015年から始まった戦国グルメ絵巻の信長のシェフもついに完結。
36巻では迫ってくる明智軍にケンがどう対応していくか・・・
さすがに軍相手じゃ無理じゃない?と思う迫力でしたが、無事信長は助かりました。
普通なら間に合うタイミングではありません。
そこはケンと信長の付き合い、まさかの方法でやり過ごすことができたようです。
37巻はクライマックス!ということで、迫力と凄さの一冊で、どんどん読めてしまいました。
信長のシェフ、是非読んで欲しいシリーズですね。
この記事でわかること
- 信長の魅力はすごすぎる
- ケンは最後までケンだった
- 明智光秀はやはり忠臣だった
- 完結してわかる信長の器の大きさ
- 転移した現代人、キーアイテムじゃなかった
- ラストは感動のエンディング
信長のシェフ 37巻のあらすじ
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ケンの奮闘も虚しく、明智光秀は本能寺の変を決行。
羽柴軍が京に到着した頃、明智軍は信長の嫡男・信忠を急襲!ケンも光秀のもとに向かうが…!?
混乱する京でケンを待ち受けるものは…!?
歴史と違い、信長にはケンがいる!
明智光秀が謀反し、本能寺に迫るが、そこには羽柴秀吉軍が間に合って・・・
本来は織田信長が討たれ、報告を聞いた秀吉が中国地方から急ぎ戻り、明智軍を撃破なのですが、やはり未来を知っていると違う。
信長のシェフ 37巻の内容
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第302話 信忠の覚悟
第303話 戦乱の都
第304話 乱れ行くもの
第305話 湯漬けの思い出
第306話 発せぬ願い
第307話 最後の一皿
第308話 見えなかった景色
第309話 ケンVS秀吉
奥さん連れてくるのはズルいでしょ(;・∀・)
最終話 共に世界へ
信長のシェフ 37巻のポイント
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本能寺の変、色々な書籍で出ていますが、明智光秀の謀反の理由は明らかにはされていません。
また、直前まで織田軍の幹部であった明智光秀。
率いる兵士も織田軍、しかも多くは専業の兵士です。
織田軍の特徴として農兵ではなく、専門の兵士がいることがあります。
いきなり雲の上の上司を殺す、と言って付いてくる兵が多数になるわけがありません。
ここではそこを突き、兵士は戦う相手が誰かわかっていなかった、となっていました。
要するに万を超える明智軍でしたが、ちゃんと織田信長を討つとわかっていた兵は少数だったのですね。
これが切り札の一つになりました。
信長のシェフ 37巻のみどころ
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史実では見せ場もなく、即退場してしまった織田信忠。
はっきり言ってめちゃくちゃ強かった!
多勢に無勢で、相手は鉄砲持ちでは仕方ありませんが、凄まじい戦いぶりでした。
倒れたあと、無事生存していましたが、ここでの油断は彼を劇的に成長させたようです。
要するに
織田の跡取りが、さらにヤバくなりました(;・∀・)
また破れた明智光秀ですが・・・
憑き物が落ちたような表情になっていました。
やはり思い詰めてしまった結果だったのでしょうね・・・。
明智光秀が謀反した理由
- 信長の唐(中国への進出)を知ったこと
- 敗北し、恥をさらしてしまうのでは
- 敗北しなくても、後々の汚点になるのでは
- 信長からきちんと中国進出について語られていなかった
結局、明智は忠臣すぎるほど忠臣でした。
上様を諌めきれない、と思い殺すしかない、となってしまったよう。
何より大事は
上様の天下の面目
命ある限り
上様の名誉をお守りする!
信長を神格化するくらい忠誠を誓っていた明智でしたが、結局は自分の想像の中でしか、信長を測れなかったのです・・・。
兵にこの戦は上様のおんためである、と伝え戦いを起こした明智光秀。実際は上様を襲ってるだから、羽柴軍がきたら、そりゃ混乱するわよね
というか、信長が文化の力で海外を制していく予定だなんて、ケンくらいしかわからないわよ、器が大きすぎ・・・
信長のシェフ 37巻の感想・レビュー
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本能寺の変というクライマックスシーン。
一歩選択肢を間違えば即おしまい、の超高難易度のストーリー展開です。
現代人が揃えば何か起こるかも、と思っていたケンですが実際は起こりませんでした。
今を生きる人の方が、影響を与える力は強い・・・考えて見れば当たり前ですね。
転移してきたとはいえ、特別ではないのですから。
何しろ、ケンとか現代人、油断すると野盗や農民にあっさりやられます💧
最終的には明智光秀は信長の考えについてこれなかった、この考えに思い至り、自分がただついていけなかっただけなのだ、と知ります。
責任を負い、自刃しますが、晴れやかな最後でした。
心情の表現が素晴らしく、感動のシーンが連続で描写、心を揺さぶる一冊です。
是非読んでみて下さい。
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まとめ
初回90%、2回目以降も全作品40%還元のマンガBANGブックスで読む
シリーズ名 信長のシェフ
作家 梶川卓郎
掲載誌・レーベル 芳文社コミックス
出版社 芳文社
ページ数 231ページ
配信開始日 2024/05/16 00:00