逃げ上手の若君 第199話 変貌1351が2025年4月14日の週刊少年ジャンプにて掲載されました。
今回のタイトルは変貌1351
足利直義も変貌
富士山も6000年前は二つだった。
1707年の噴火もまだなので、噴火跡がなく、富士山はすっきり。
今より美しかったという。
確かに永久不変のものなど、存在しませんね。
今回もネタバレこみで感想をお伝えします。
逃げ上手の若君 第199話のあらすじ
永久不変のものなどない、これが今回のテーマにもなる言葉ですが、足利尊氏もなんだかちょっといつもと違うよう。
今の尊氏がするような戦じゃない
雫が話す言葉はどういったことだったのか
確かに尊氏、今は神力充電済で敵なし!
のはずなんですが・・・。
逃げ上手の若君 第199話の感想
足利直義、すっかりワイルドになってしまって・・・・。
というか、高兄弟さえいなくなれば、兄上も正気になる、とかそんなわけないじゃないですか💧
裏切ったの、尊氏の方なのに。
完璧に、直義も正気じゃなくなってますね。
一方、正当進化を遂げた桃井さん。
亜也子も結婚しましたし、桃井も結婚済、なぜかリーゼントはそのまま。
確かに兜みたいに使えそうだし、もしかして実践的・・・なの??
次回は打出浜の戦いでの決戦。
確かに北条を自由にさせたら、尊氏、討っちゃったかもしれないww
🔷 豆知識 打出浜の戦い(1351年)とは?
⚔ 観応の擾乱の中核となった足利兄弟の内戦
「打出浜の戦い」は、1351年(観応2年 / 正平6年)に摂津国(現在の兵庫県芦屋市)で勃発した、室町幕府初期の重大な内乱です。
将軍・足利尊氏とその実弟・足利直義の対立が激化し、ついに武力衝突に発展しました。
📜 戦いの経緯と結果
- 足利直義が諸国で兵を挙げ、再び政権奪還を図る。
- 高師直・高師泰兄弟が尊氏側として出陣し、摂津国・打出浜で直義軍と激突。
- 結果、直義軍が圧勝し、高兄弟は捕縛・護送される。
- 高師直・師泰は美濃国・青野原にて処刑された。
📌 歴史的意義
🔶 高兄弟は親を殺されたことを恨んだ上杉兄弟に処刑された?
📖 仇討ち説の出所と内容
一部の軍記物や伝承では、高師直・師泰兄弟は、
かつて一族を殺されたことを恨んでいた上杉憲顕・憲藤兄弟によって処刑されたという説があります。
この説はドラマ性が高く、講談や伝承で語られる人気の逸話です。
ただし、史料上の裏付けはなく、信憑性は低いとされています。
✅ 実際の処刑者は桃井直常とする通説
信頼性の高い史料(『太平記』など)によれば、
捕縛された高師直・師泰は、足利直義の命により、家臣の桃井直常によって美濃国青野原で斬首されたと伝えられています。
📝 まとめ:通説と伝承の違い
説 | 内容 | 信頼性 |
---|---|---|
通説 | 桃井直常が直義の命で処刑を実行 | ★★★★★(高) |
仇討ち説 | 上杉兄弟が復讐として処刑したという逸話 | ★★☆☆☆(低) |
補足:上杉氏と高氏には確執があり、対立構図としては事実ですが、
「仇討ちによる処刑」は後世の脚色の可能性が高いと見られています。
ただ獣のような上杉兄弟もしっかり出ていましたし、今回の逃げ上手の若君では後者が採用されそうな気がする・・・・。