この記事では、『逃げ上手の若君』第221話「恩賞1352」について、ネタバレ込みで徹底解説していきます。
ここまでの流れや結末の予測をふまえた感想記事です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
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【ネタバレ】逃げ上手の若君のあらすじ
ここでは、第221話「恩賞1352」で描かれた物語の要点を整理します。戦後の混乱と恩賞(報酬)をめぐる駆け引き、そして主人公・時行の成長と周囲との関係性が描かれます。
登場キャラクター
こちらでは逃げ上手の若君に登場する主要キャラクターについてまとめました。
登場キャラクター(主要)
雫(しずく)
頼重の娘。情報収集と根回しに長け、冷静に仲間を支える。時行への想いを胸に、実務と精神面の柱となる。
弧次郎(こじろう)
祢津一族の太刀の名手。快活で負けん気が強い。戦場で仲間を鼓舞し、逃若党の副将として信頼厚い。
亜也子(あやこ)
怪力と豪胆さが持ち味の少女武将。明るく天真爛漫。時行を護る誇りを胸に、前線で道を切り開く。
風間玄蕃(かざま げんば)
変装・諜報の達人で元盗賊。金にうるさい現実主義者だが、義理堅く要所で活路を開く曲者。
吹雪(ふぶき)
二刀と軍略に秀でた冷静な策士。情に厚く、幼き者を見捨てない。時行の理想に共鳴し一党に加わる。
【ネタバレ】逃げ上手の若君 第221話「恩賞1352」あらすじと前後の流れ
悪神「足利尊氏」の神力は漏れ出し、いつものような強運はもはやなし。
討伐の可能性があるなら今!
と郎党をまとめ討伐に挑むが、強運を外し身体能力アップに神力を回し、さらに悪しき神力を投射、周囲の人にあらゆる不快感を撒き散らし、身体能力に大幅なデバをかけるボス技です。
大ピンチな時行たちですが、今まで一緒に過ごしていた仲間、諏訪に新田に上杉まで支援にきてくれました。
ただ、それでもピンチは抜け出せず・・・。
物語の背景として、1352年に実際に起きた歴史的事件――小手指ヶ原の戦いから鎌倉奪還、そして足利直義の死と南朝の鎌倉占拠――が関係しています。以下は史実の流れを整理した参考表です。
| 西暦 | 元号(北朝/南朝) | 出来事 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 1351年(観応2/正平6) | 観応2/正平6 | 観応の擾乱 | 尊氏と弟・足利直義の対立が決定的に。直義は南朝(後村上天皇)と手を組み、尊氏方の高師直を討つ。幕府内戦が全国化。 |
| 1352年2月(文和元/正平7) | 文和元/正平7 | 小手指ヶ原の戦い | 尊氏軍が直義軍を武蔵国小手指ヶ原で破る。直義は鎌倉へ退く。 |
| 1352年3月 | — | 鎌倉攻防・直義降伏 | 尊氏が鎌倉を攻撃し、直義が降伏。間もなく幽閉。 |
| 1352年4月(または3月末) | — | 足利直義死亡(鎌倉) | 鎌倉の延福寺で死去。尊氏の命による毒殺説が有力。観応の擾乱が一応の終結。 |
|
1352年 春〜夏 今ココ |
— | 南朝軍、鎌倉を占拠 | 南朝方の新田義興・北畠顕信・北条時行らが「直義の仇討ち」を掲げて鎌倉を急襲し、一時的に占拠。尊氏は鎌倉を放棄して京都へ退く。 |
| 1353年(文和2/正平8) | 文和2/正平8 | 南朝、京都を奪取 | 後村上天皇の命で北畠顕能・春日顕国らが京都を攻略。尊氏はいったん近江へ退却。 |
| 1354年(文和3/正平9) | 文和3/正平9 | 京都奪還戦 | 尊氏・義詮父子が反撃し、京都を奪還。南朝勢は賀名生(奈良)へ退く。 |
| 1355年(文和4/正平10) | 文和4/正平10 | 再度の京都攻防戦 | 南朝が京都を再び占領するも、尊氏・義詮が撃退。北朝政権を再建。 |
| 1356年(延文元/正平11) | 延文元/正平11 | 関東の再統治 | 南朝方の新田義宗・義興兄弟らが関東で挙兵。尊氏は子の足利基氏を鎌倉公方として派遣し、鎮圧体制を確立。 |
| 1357年(延文2/正平12) | 延文2/正平12 | 南北抗争小康状態 | 全国的に戦線が膠着。尊氏は京都にて幕府体制の再整備を進める。 |
| 1358年4月30日(延文3/正平13) | 延文3/正平13 | 足利尊氏死去(京都) | 京都の等持寺で病没。享年54。後を継いだのは嫡男・足利義詮。 |
| 西暦 | 元号 | 出来事 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 1353年(文和2/正平8)ごろ | 文和2/正平8 | 鎌倉占拠後 | 鎌倉占拠戦に参加していた北条時行は、のちに尊氏方に捕らえられ鎌倉で処刑。 |
| (時期補足) | — | 死因・時期 | 明確な記録は少ないが、1353年6月前後(または1352年説)が通説。史料(『鎌倉代々記』など)では鎌倉陥落後に捕縛・斬首と記される。 |
-
1351:観応の擾乱勃発(尊氏 vs 直義)
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1354–1355:尊氏・義詮が京都を奪還・確保
-
1356–1357:南北膠着(関東再統治の整備)
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1358:尊氏死去
※史料により月日や細部に異説があります。
【ネタバレ】逃げ上手の若君 第221話「恩賞1352」の感想
今回はなんとなんと、彼が復活します。
上杉殿ヤバすぎ・・・あそこからなんで復活させることができるんです・・・?
ホントにマッドサイエンティストはこれだから素敵✨️
封印付きの黒いボックス、それには封の文字があちこちに。
まさかの中身は吹雪さん!!
記憶と能力を失ったが、再獲得、ホントに一度死なないとダメだったけど、時行の元に帰ってきましたよ!
さすが松井先生!と思いました。
史実では北条時行は敗れることになっています。
ただ吹雪も史実では死亡したまま、なんですよね、エンディングで期待したいです。
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