住みにごりの7巻が2024年11月28日発売されました。
かなり末吉さん、キレてましたからね💧
今回はお兄さんを追い出そう!と決意の回となりました。
確かに実際、あんなお兄さんがいたら?
自分の人生を生きることはできませんね。
もしかしたら障害があることから、お兄さんは短命になるかもしれません。
でもその頃末吉さんは何歳?
新しく人生を再構築するのは難しいでしょう。
何もかも押し付けられたまま
いつの間にか5年も経っていた。
俺はただ
このままボーッと見を任せてるだけなのか?
本当のその通り。
自立できない人を自分の人生を賭けて支援する必要はないはず。
だった、自分の人生はまず自分のものだから
今回もネタバレこみで感想をお伝えします。
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住みにごり(7)のあらすじ
一家全員を巻き込んだ、
あの事件から5年の月日が流れた。
時間の経過に反して、
毎日つらく変わらぬ日々を過ごす末吉。
何もかも押し付けられ、
「なぜ俺だけが… 我慢…我慢…」
やがて限界を迎えた末吉は
’兄貴をこの家から追い出す’ことを
決意する──
末吉さんは、引きこもりを無理やり家から追い出す、引き出し屋に依頼しました。
初期費用は200万円。
高額ですが、困っている人はわらでも掴むもので・・・。
かなり末吉さんも限界だったようで、引き出したあとはどこかに放置でいいとか・・(;・∀・)
まあ、気持ちはわかります。
流れで家の大黒柱になっていましたが、なんで俺が・・・になりますよね💧
住みにごり(7)の内容
第58話 錯節
第59話 逡巡
第60話 自若
第61話 祈念
第62話 正常
第63話 身体
第64話 輪舞
第65話 泡雪
第66話 影身
第67話 悪魔
- 末吉くん、引きだし屋に依頼
- 同時期に、友人の紹介で長月も引きこもり支援の職員と家に
- 丁寧に説明したあと、暴力的支援を開始する引き出し屋
- 暴力で抵抗する兄
- 姉と一緒に来た、引きこもり支援職員、兄の部屋へ
- 引きだし屋、撤退
- 兄、入院へ
住みにごり(7)のポイント
- お兄さんのフミヤはちゃんと理路整然と話せるようになった
- 容姿や服装はそのまま
- 下着が実は北海道とか、謎のこだわりがある
- おにいさんは生きていたいだけ
外からみると、やっかいな障害者の身内が暴力で手をだせず、困っている。
そんな家庭に見えます。
ただ、実際はお兄さんのフミヤは出来ることを把握した上で、ちゃんと考えて生きている。
ちょっと最初とはイメージ変わってきましたね。
ADHDなどの発達障害のある人も、年数を重ねることで自分との付き合い方が見えてくると言います。
今回もそのケースになるのかもしれません。
住みにごり(7)の感想
- 引きこもり支援の光と闇
- お兄さん、ちゃんと会話できるようになっている
- おかしな風に悟りを開いた様子
今回もかなりヤバい内容でした。
引き出し屋が丁寧に対応するも、お兄さんは当然拒否。
その理由がゾクッとします・・・。
植物は動物と違って、生まれた場所から動けない。
生きるために地中に根を生やし、自分のテリトリーに他の植物が定住していれば、
資源をその植物と奪い合うことになる。
もし、生まれた場所から動けない動物がいたらどうする?
A:生きるためになんでもする
でしょうけど、でしょうけど、それは自分で行動していたらの話です。
弟を恐怖で縛り付け、寄生し、生活している人が言う言葉ではありません。
というか、なんで部屋の中に入ったら外なんです(;・∀・)
「もうここは、あなたの家じゃないです。」
引き出し屋の言葉です。
確かに、子どもの時期を過ぎ、しかも、その家を維持しているのは自分ではなく、全く支援もしていない。
外聞が悪いから、や義理や愛情の問題でいさせてもらっているだけです。
しかし、もしお母さんは亡くなったらお兄さん、フミヤはどうするんでしょう?
末吉さんも、お母さんがいないのなら、実家にいる理由がありません。
まあ、もしかしから部屋で踊ってそのまま・・・かもしれませんが。
7巻が終わり8巻は過去編へ。
お兄さんは引きだし屋にかなり暴力をふるいました。
お姉さんの長月もフミヤが怖くなってきました。
実家に行く機会はさらに減るでしょう。
この家族は今後どうなっていくのか・・・怖さしか感じません・・・。