2025年4月3日発売の「ダークネスな女たち」89号に掲載されている、「DINKsのトツキトオカ」27話を読みました。
今回は、アサと元夫・てっちゃんの離婚対談が中心の回で、静かに心に響く展開でした。感想をまとめてみます。
今回のポイント
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アサがてっちゃんと決着をつけるため、直接話すことに。
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緒方さんたちに心配だからと、見守りを頼む。
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てっちゃんが泣きそうなくらい追い詰められている様子。
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アサが同情心からか、子どもの性別を伝えてしまう。
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アサにDV疑惑が浮上。
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緒方さんがどこかもやもやした気持ちに。
今回もネタバレこみで感想をお伝えします。
DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?27話のあらすじ
てっちゃんは、どうやら友人に厳しく言われて、自分の過ちに気づいたようです。ただ、時すでに遅しという状況で…。
アサは「きちんと離婚するために、もう一度話す」と決めて、その姿勢が印象的でした。
てっちゃんの言葉からは、「結果を見ていて、あなたの気持ちに目を向けていなかった」という思いが伝わってきました。
楽観的すぎたというか、自分中心で考えてしまっていた部分が、彼の失敗だったのかもしれません。
「結果が良ければいい」とどこかで思っていたけれど、悪人にはなりきれず、自白してしまった結果がこれなんだろうなと。
アサが選んだ夫としては、間違っていなかった気もします。
ただ、夫婦って日々気持ちが変わるものだし、ストレスを感じたときにすぐ相談することが大事だったんだなと、しみじみ思いました。
出産と子育て、夫婦の現実
気持ちが後から変わるのは、確かにありますよね。
でも、夫婦で一緒に変わっていかないと意味がなくて、結果だけで流してしまうのは良くなかったんだなと、この回で感じました。
緒方さんの視点
見守る緒方さんも離婚を経験しているから、「離婚したくない」と足掻く気持ちがわかるみたいです。
でも、アサに暴力の疑惑が出てきて、少し複雑な気持ちになっているようでした。
いろんな可能性を考えさせられる回だったなと思います。
DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか?27話の感想
もしアサとてっちゃんが一緒に暮らしていたら、同情心で許してしまう展開もあったかもしれません。
夫婦としての気持ちが残っていた部分もあるだろうし。
ただ、毒親が絡んでいたことで、未知への恐怖が上回ったのかな…と想像します。
次回がどうなるのか、静かに期待しています。
読んだ方は、どう感じましたか?
今回のストーリーは、このダークネスな女たちの89に収録されています。
アサの表情、哲也の表情、なんか物悲しくなる夫婦の会話に注目です。