ミリモス・サーガの10巻が2024年12月18日に発売。
今回はVSフェロコニー国。
ハータウト国に攻め込んで来たこの国を、逆襲で占領してしまえ!
という巻です。
ただ将軍のカクタスは自分のことが最優先。
国なんて関係ありません。
だからこそ予想外の手も打てる。
いつも裏をかいている王子ですが、今回が中々難しいですね。
今回はロッチャ軍の強さが際立ちました✨️
すっきり読めて面白い!
ノーキンでドッカーンといって、ぶっ潰す!
いつも通りのミリモス・サーガでしたww
今回もネタバレこみで感想をお伝えします。
ミリモス・サーガ-末弟王子の転生戦記 10巻のあらすじと内容
ハータウト国の要請に応じ、敵の襲撃を迎撃し続けるミリモス。
しかし、突然ハータウト城籠城戦とエイキン王太子の退避が告げられる。
ミリモスはハータウト城へ救援に向かうが、既に王城はカクタスの手に落ち一国の猶予もない。果たしてミリモスは間に合うのか。
そして、そこで待つ結末とは……。
第37話 王太子の選択
籠城中の王都から脱出した王太子、道はあるのか?
第38話 カクタス・ドーン
第39話 追撃
第40話 炎の王都
鍛冶場の国は火災の扱いも上手
ポイント
- ハータウトの失策で囲まれる王城
- クェルチャ三世籠城、エイキン王太子逃亡
- ハータウト国、老王死亡
- ミリモス慟哭
- 姫になでなでしてもらう
- フェロコニー国攻略
- カクタスはもうこの国の将軍じゃない
ミリモス・サーガ-末弟王子の転生戦記 10巻の感想
今回のコミック、読んでいて引き込まれる展開が続きますね。
最初はカクタスの鋭い一手が光るものの、そこにミリモス王子が登場。
常識外れの方法で敵を出し抜いて逃げ切る姿は、さすがの一言です。
ただ、この「ありえない」を「ありえる」に変えてしまうのがミリモス王子の魅力。
力と素早さに加え、魔法まで使いこなすハイブリッドな強さは、彼ならでは。
普通、王子が単身で山地を越えたり包囲網を突破したりするなんて想像しにくいですよね。
でもミリモス王子には、それが似合う。
常識を疑う視点が、彼と対峙する鍵なんだなと気づかされます。
クェルチャ三世が亡くなったシーンの慟哭も心に残りました。
年相応の感情が丁寧に描かれていて、どこか新鮮。
そして姫からの「なでなで」がちょっとした癒しになっていて、読んでいてほっとしましたね。
今回はロッチャ軍の戦いも見どころの一つ。
金属鎧で身を固めて、そのまま敵陣に突っ込んでいく姿は、まさに「脳筋」という言葉がピッタリ。
扉を豪快に壊すシーンでは、「一揆みたいだな」なんて笑ってしまいました。
魔導の武器がなければ、鍛冶の国ロッチャが最強だったかもしれないと思わせる力強さがあって、戦闘シーンの迫力も楽しめました。
ミリモス王子の次の一手やロッチャ軍の動向、姫の背景など、まだまだ気になることがたくさん。
この先どうなるのか、続きが楽しみです。
気になったらぜひ手に取ってみてください。読んで損はない一冊ですよ。
次回はカクタス覚醒!?
魔物化らしいですが、果たして・・・・?
11巻も期待です(๑•̀ㅂ•́)و✧