反逆コメンテーターエンドウさんとは問題の本質をバッサリ斬る洋介犬さんの作品です。
2021年1月21日に漫画アプリのGANMA!で掲載開始されました。
普通のコメンテーターは番組の方針にしたがってコメントを言っていきます。
ですが
この人はなんでこんなことを言っているんだ?
ちょっと言い訳が苦しくない?
いや、それは無理があるでしょ
コメンテーターは無責任だな
というようなコメントを言う人も多いです。
番組の出演者は伝えたい情報の装飾品であり、たまに毒舌コメンテーターもいますが本来は番組に従い、言って欲しいコンメントを言います。
でもコメンテーターって本来こんな役割!?
と考えると違いますよね、本来は。
この作品はこんなコメンテーターを見たい人にオススメ
・間違っているのは間違っているとハッキリ言って欲しい
・情報が偏っていたら、おかしいと言ってほしい
・問題に真剣に向き合ったコメントが聞きたい
こんなコメンテーターいたら、もっとテレビって面白い!そんなことを感じる漫画よ
反逆コメンテーターエンドウさんとは
この漫画は「こんなコメンテーターがひとりぐらいいてもいいのでは」という願いのもとに描かれたものである
人や問題をきちんと理解した上で、静かに本質を語っていく、そんなコメンテーターが粛々と活躍していく漫画作品です。
話のテンポが非常に良い作品、登場キャラクターには思い込みの強い人が多く、それ故にその思い込みを正義と感じています。
例えば報道では震災の時に悲しみの映像が欲しい
視聴率も取れる
支援も貰えやすくなる
助けになるから
結果として、避難完了し安心している被災者になんで笑ってるの!?と大声で言ってしまう。
本来理由が一番であるのに、結果を求めすぎてしまったゆえの暴走行為です。
その人は非難され、自分も人間でいられるか心配と語ります。
そんな話がどんどん入っていきます。
ストーリーの間にエンドウさんの人柄がわかる、被災地に買い物に行くシーンや妻との出会い感動シーンなども掲載。
エンドウさんの人生も後悔と反省が多い人生だった?
レビューも本質を書いている人もおり、
実力もなく栄光を求める愚者に対する戒めとしては丁度良い作品ではないでしょうか?
心に響く
というレビューもありました。
コメンテーターとは
「コメンテーター」とは、テレビのワイドショーやニュース番組にゲストとして招かれ、話を振られた時に自分の見解を述べる人のことを言います。
元々は「解説者・評論者」という意味で、話題に沿って意見を述べて司会進行を助ける存在です。
欧米ではスポーツ中継の解説者という意味に用いられることもあります。
作者の洋介犬さん紹介
洋介犬さんは風刺&ホラー漫画家。
商業誌のみならず、SNSでも舌鋒鋭き漫画を発表中。
本作の他に「ジゴサタ ~地獄の沙汰もお前しだい」「JC、殺人鬼やめました」等。
読者に向き合ってもらうためか、表情が黒塗りであるキャラを書いている場合が多いですが、心に響く言葉が多い作者ですね。
稲川淳二氏公式推薦作家であり、怪談語り部としてメディア出演もしています。
反逆コメンテーターエンドウさん掲載サイト
pixiv
GANMA! 漫画アプリ
反逆コメンテーターエンドウさんの単行本紹介
シリーズ名 反逆コメンテーターエンドウさん
作家 洋介犬
掲載誌・レーベル MFC
出版社 KADOKAWA
タイトル | 評価 | 見どころ |
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4.0 | 反逆コメンテーターのエンドウさんが番組をバッサリ斬っていきます。
現代の若者は特に心が病んでいると思いませんか? 流行語? こんな話が詰まってます。 |
最新刊 |
昨今の歪な報道を、誰も言えなかった言葉で稲妻のように貫くコメンテーター・エンドウさん。 炎上報道に関して「炎上しているんじゃなくて、マスコミがムカついただけ」という報道も、などの放送出来ない話も(笑) 2023年8月21日発売です。 |
洋介犬さんの他作品紹介
反逆コメンテーターエンドウさんまとめ
今回は反逆コメンテーターエンドウさんを読んでみてのまとめを書きました。
一巻見て面白くて、二巻が待ち遠しかったわよ
毒舌とも違うし、こんなコメンテーターいない
コメントを言うのが仕事なら、こうやってきちんと事実に基づいて分析をしてほしいわよね
個人的に一番面白かったのは
「今の日本!こんなものいらない」に対して
中立じゃない司会がいらない
夫をどう呼んでいるかランキング
エンドウさんはオーちゃんと呼ばれてますよ
おうたろうだから
うるさい!
ちなみにオーちゃんは「背中が大きくて優しくも大きい」って意味でもあるって奥さんが
お前ちょっと黙れ!
エンドウさん、実は可愛い(笑)