『ゲーム オブ ファミリア-家族戦記-』14巻、2月に発売されました。
13巻の続き、気にはなっていたんですが…買いそびれました💧
さて、今回は“デッドメイルの王”を倒すため、戦力向上を図るべくゼルディアン島へ。
ティータニア大陸の外に出るのは禁忌とされていたので、未知の病原菌とか敵種族とかヤバい展開かと思いきや…想像以上にヤバかった💦
そもそも生態系からして違っていて、初見殺しにもほどがある環境。
メインとなるのは「死人の王の作り方」。
どうやってあの存在が誕生したのか——時間という残酷な積み重ねが、今回の読みどころです。
この記事では、ネタバレを含めた感想をお届けします。
ゲーム オブ ファミリア-家族戦記- 14巻 あらすじ
‘死人の王’討滅に向け修業開始! 大陸の外で出会ったのは…!?
累計120万部突破!!!(2024年12月時点・紙+電子合算)
強大すぎるデッドメイルの王“死人の王”を倒すため、支衛&初島家はそれぞれ修業の旅へ。
支衛はマナコとともに大陸の外にある孤島・ゼルディアン島で、ある人物と遭遇するが…!?
シリーズ名:ゲーム オブ ファミリア-家族戦記-
作家:山口ミコトD.P
掲載誌・レーベル:ドラゴンコミックスエイジ
出版社:KADOKAWA
カテゴリー:少年コミック
ジャンル:ファンタジー
ページ数:169ページ
ゲーム オブ ファミリア-家族戦記- 14巻の内容
- 第六十五話 禁断之島
- 第六十六話 六百年前
- 第六十七話 金蘭之交
- 第六十八話 対価契約
- 第六十九話 因果因縁
試し読むでも登場した、埴輪っぽい敵キャラ。
雑魚と思いきやチート並みの性質で強すぎで草って感じでしたねw
ゲーム オブ ファミリア-家族戦記- 14巻の感想
今回は“禁断の島”ゼルディアン島での修行編が主軸。
支衛が出会った“師匠的存在”との関わりから、過去編へと展開していきます。
魔法とは別の体系、「発剄」のような技術が登場し、死人の王との戦いにおけるカギになりそう。
敵であるデッドメイル近衛兵たちは、なんと600年分の戦闘経験あり。💦
20〜30年生きている人間が勝てる相手じゃない…というリアルな恐怖感も。
そんななか、救世主のような“過去の友人”が登場し、死人の王にも支援が。
チートバトルではなく、あくまで“ジャンプアップ”のための布石って感じがいい。
それにしても、死人の王、過去を知るとどんどん切なくなるんですよね…
元の世界に戻れると思っていたのに、友人だけが帰還、自分は異世界に数百年取り残され…
これはもう、心折れて当然というか、闇落ちしない方が不自然。
この14巻、読んだあとは死人の王への印象がガラッと変わると思います。
ぜひ静かに、じっくり読んでみてください。