ついに『裏バイト:逃亡禁止』が完結しました。
最終回となる第248話のタイトルは、
「vacation」
これまで何度も命の危険にさらされ、とんでもない怪異と遭遇してきた黒嶺ユメと白浜和美。
そんな2人に用意されていた最後の舞台は――。
まさかのアメリカ旅行でした。
未読の方はご注意ください。
いやぁ……。
最後にユメと和美が普通にバケーションを楽しんでいる姿を見られたの、本当に良かったですね。
しかも、それだけではありません。
八木琢磨と小松茶々には、とんでもないサプライズまで用意されていました(笑)
- 『裏バイト:逃亡禁止』最終回248話の内容
- ユメと和美は最後にどうなった?
- 八木琢磨と小松茶々のまさかの関係
- 「vacation」というタイトルの意味
- 最終回を読んだ感想
- 最終回の「ちょい足し」について
『裏バイト:逃亡禁止』最終回248話「vacation」ネタバレ
最終回では、これまでの登場人物たちの「その後」が描かれていきます。
長い物語の最後だからといって、巨大な怪異との最終決戦が始まるわけではありません。
むしろ『裏バイト』らしく、どこか不穏な空気を残しながらも、登場人物たちの日常と未来を見せてくれるエピローグになっていました。
八木琢磨と小松茶々がまさかのハネムーン
まず衝撃だったのが、八木琢磨と小松茶々です。
八木が現地で知人と話しているところへ茶々が現れるのですが、そこで明らかになったのが……。
2人は婚約しており、現在ハネムーン中。
ええええ(笑)
ここ、かなり驚きました。
八木と茶々のこれまでを知っている読者ほど、
「そこくっついたの!?」
となったのではないでしょうか。
しかも八木は茶々を普通にフィアンセとして紹介しています。
あまりにも自然に話しているので、逆にインパクトがすごい(笑)
さらに茶々は妊娠!八木との間に子どもができる
そして驚きは婚約だけでは終わりません。
後半の会話から、茶々がおめでたであることまで判明します。
つまり八木と茶々は、これから新しい家族を作っていくことになるわけです。
この展開は本当に予想外でした。
ただ、最終回で語られている「生まれ変わり」というテーマを考えると、かなり意味深でもあります。
過去の誰かが別の姿になる「生まれ変わり」ではなく、
新しい命がこれから生まれてくる。
怪異や死と隣り合わせだった『裏バイト』の最後に「誕生」を持ってくるのは、意外と綺麗な締め方なのかもしれません。
ユメと和美はアメリカでバケーション!
そして何より嬉しかったのが、主人公である黒嶺ユメと白浜和美のラストです。
2人はアメリカへ。
現地では車に乗りながら旅行を楽しんでおり、最後にはオープンカーで走る姿まで描かれます。
これまでの2人といえば、
- 危険な施設へ潜入
- 怪異に追いかけられる
- 意味不明な仕事を押し付けられる
- 少し判断を間違えれば死亡
……こんなことばかりでしたからね(笑)
だからこそ、
というだけで感慨深いものがあります。
何年も裏バイトを続けてきた2人が、最後には普通に旅行を楽しんでいる。
これだけでも十分にハッピーエンドだと思いました。
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最終回でもやっぱり『裏バイト』らしい(笑)
もちろん、ただ幸せそうなだけで終わらないのが『裏バイト』です。
アメリカで出会った男性から、ユメたちは妙な話を聞きます。
一緒にいる女性客の顔には、どこか不自然な「穴」のようなものが見える。
さらに外国語で何か意味深な言葉を話していたという情報まで。
普通の漫画なら、
「また怪異が始まるのか……?」
となるところですが、最終回では少し違います。
2人にとって、こういった異常現象はもう日常の延長線上にある。
怖がりながらも進んでいく。
そして最後には――。
「終わった後、遊ぶ為だよ」
という雰囲気で、2人は楽しそうに車を走らせていきます。
完全に逞しくなりましたね(笑)
「vacation」というタイトルが最高だった
最終回のタイトルが「vacation」だったのも良かったです。
思えばユメと和美はずっと、金を稼ぐために危険な仕事へ飛び込んできました。
そこには常に、
「仕事」
「報酬」
「危険」
「生き残れるか」
という緊張感がありました。
しかし最後は、仕事のためではありません。
遊ぶためにアメリカへ行っている。
だからタイトルが「vacation」。
6年以上にわたって裏バイトを続けてきた2人にとって、これ以上ない最終回タイトルだったと思います。
最終回248話の「ちょい足し」も絶対チェックしてほしい
そして今回、通常の本編だけ読んで終わるのはかなりもったいないです。
しかも……。
まさかの25ページ(笑)
もはや「ちょい足し」と呼んでいいのか分からないレベルです。
作者・田口翔太郎先生からも、約6年半にわたる連載へのメッセージが掲載されています。
本編を最後まで読んだ人ほど楽しめる内容になっているので、これはぜひ合わせて読んでほしいですね。
最終回の余韻がかなり変わると思います。
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『裏バイト:逃亡禁止』最終回の感想
個人的には、すごく『裏バイト』らしい最終回だったと思います。
世界のすべての怪異が消滅したわけでもない。
全部の謎が完全に説明されたわけでもない。
これから先も、この世界には変なものが存在し続ける。
でも――。
ユメと和美は、それでも普通に生きていく。
それでいいんですよね。
むしろこの2人なら、また変なものに遭遇しても、なんだかんだ生き残りそうです(笑)
そして八木と茶々は婚約。
さらに子どもまでできている。
死や怪異、生まれ変わりといったテーマを散々描いてきた作品が、最後に「新しい命」と「旅行」を見せて終わる。
意外なほど明るいラストでした。
特に良かったのは、ユメと和美がアメリカで楽しそうにしていたこと。
ずっと危険な裏バイトばかりしてきた2人だからこそ、最後くらいは普通に遊んでいてほしかった。
オープンカーで走っていく2人を見て、
「ああ、本当に終わったんだな……」
と実感しました。
ホラーでありながら、時には笑えて、時には泣けて、そして何より先の読めない作品だった『裏バイト:逃亡禁止』。
約6年半、本当にお疲れさまでした。
ユメと和美の裏バイトは終わっても、2人の人生はまだまだ続いていきそうです。
そして最後の最後まで、
「この先また何か起こりそう」
と思わせてくれる。
そんな余韻まで含めて、とても良い最終回でした。
最終回を読んだ方は、25ページある「ちょい足し」もお忘れなく(笑)