2024年8月20日に発売されたホラー漫画『屍介護』第1巻。
タイトルからして不穏ですが、読んでみると想像以上のゾッと感…!
読む前に、必ず試し読みを!
人によっては本気で生理的に受けつけないかもしれません。
屍介護 1巻の見どころ
- 描写がとにかくリアルで、じわじわ怖い
- 人物の顔・表情が恐怖そのもの
- 静かな演出から一気にくる不快音(ブブブ…)
- 介護現場を知る人なら「ありえない」に震える展開
【あらすじ】人里離れた洋館で始まる“何か”の介護
元看護師の栗谷茜(くりたに あかね)は、心身の不調で病院を辞めた後、「住み込み可」の求人を見つけます。
それが、訪問介護センター『ひだまり』が管理する、ある山奥の屋敷。
ネットやスマホは一切使えず、洋館には電話回線だけ。
そこに住んでいる介護対象者は、宮園妃倭子(みやぞの きわこ)という名家の令嬢。
しかし、栗谷が対面したのは
「これ…もう死んでませんか?」
と思わず言いたくなる“存在”でした――。
【ネタバレ解説】屍介護 1巻の内容まとめ
壱夜 - 拘縮 -
栗谷さん、いよいよ屋敷に住み込み開始。
仕事は介護、とは名ばかりで、むしろハウスキーパー的な雑務も多数。
ベッドで横たわる妃倭子はどう見ても遺体にしか見えず、顔を見てはいけないルールが存在。
部屋の異常さに戦慄
- 天井から多数ぶら下がるハエ取り紙
- 食事介助には謎の道具(クスコ)
- “顔を見てはいけない”理由とは?
3つのルール|絶対に破ってはいけない
- マスクとゴム手袋を外さない
- 強い光を当てない
- 絶対に顔を見ない
感染症対策とはいえ、あまりに不自然な指示…。
しかも食事は生肉って、どういうこと?
主な登場人物(キャラ紹介)
名前 | 特徴 |
---|---|
栗谷 茜 | 主人公。元看護師で、心身の限界から転職。屋敷で住み込み介護へ。母親としての過去あり? |
引田 千絵子 | 介護職員歴6年。笑顔が怖いほどプロ。 |
熊川 光江 | 元料理人の介護職員。異様な仕草も。 |
宮園 妃倭子 | 要介護者。難病のため街では暮らせず。 |
広都くん | 妃倭子の息子。耳が不自由。何か秘密が…? |
感想:ゾワゾワする違和感のオンパレード
屍を介護するってどういう意味?
と思っていたら、そのまんまでした。
でも、単なるゾンビものではなく、リアルな“介護”の文脈が加わることで、逆に怖い。
職場としての「ひだまり」は、待遇は良さそう。
でも、見てはいけないものを見た瞬間に終わる。
そんな感覚が、ページをめくるごとに襲ってきます。
「ブブブブ…」という羽音の演出が、もう生理的に無理!
まとめ|『屍介護』は想像以上に“効く”ホラー
タイトル通りの「死者を介護する」というストーリーながら、ホラーとしての完成度はかなり高め。
「怖いだけでなく、気づいたら何かを見てはいけないと思っていた」
そんなタイプの読者にはとくに刺さる作品です。
書誌情報
作品名 | 屍介護 |
作家 | 三卜和貴 / 三浦晴海 / 香魚子 |
レーベル | 青騎士コミックス |
出版社 | KADOKAWA |
ジャンル | 青年マンガ・ホラー・都市伝説 |
ページ数 | 199ページ |
配信開始日 | 2024年8月20日 |