路傍のフジイ4巻が2025年2月28日に発売されました。
ビッコマで連載中の日常系の新ジャンルの作品です。
目立たず、目に止まりにくいですが、芯のあるキャラクターですが、共感意識が著しく低く、ASDっぽい描写もちらほら・・・。
ただ発達障害は年代を経て治ることもあります。
フジイもだんだん、何が悪いことなのか、空気が読めませんでしたが、少しずつは理解できています。
逆に言うと芯があるタイプにも見えるんですよね。
やっぱり人の魅力は一面だけじゃわからない・・・・。
今回もネタバレこみで感想をお伝えします。
路傍のフジイ 4巻のあらすじ
子ども番組のヒーローへの敬意をいつまでも失わなかったり
通勤中に立ち往生している野良猫を素通りできなかったりと
ただただ自身の心に正直に生きる中年会社員「フジイ」。
すっかり会うことはなくなったけど、大事な友達だと思っていた同級生が
この世を去っていたことを時間差で知った時、
「フジイ」は何を思い、行動に移すのかーー
学生時代の友人が急に亡くなる。
普段は交流がなくても、連絡はくるものです。
地域のつながり効果もあるのでしょう。
その時、仲がよくても大人になると音信不通もよくある話です。
人によっては連絡がなくても良かった、と思うかもしれません。
ですが、フジイは常に自然体。
悲しくても自然体、表に感情が出せないのも辛いですね・・・。
路傍のフジイ 4巻の内容
27話 黒ひげさんとフジイ
28話 猫と古着とフジイ
29話 喫茶店とフジイ達
30話 喫茶店とフジイ達②
31話 成田とフジイ
32話 成田とフジイ②
33話 成田とフジイ③
34話 西園寺とフジイ
35話 石川と出会い
27話から34話まではフジイさんメインのストーリー。
色々なケースでのフジイさんの日常ですね。
今回のポイントは35話の石川の出会い
マッチングアプリで出会いを探していた石川さん。
待合所に使っていた喫茶店で、小説家の橘さんと出会う。
うん、以外に石川さんはチョロかったかもしれないww
路傍のフジイ 4巻の感想
その特性から、人と深く関わることは出来ないフジイさん。
でも悲しい時は悲しいですし、普段とは違う反応になります。
学生時代の友人、亮の墓前で偶然あった友人にしっかり挨拶できなかったのも、そのせいでしょう。
感極まると、なかなか普段通りにはいきません。
34話まではフジイの日常に、一般的な共感ケース、出会いなどを絡めた話が入っています。
35話の石川と出会い、は石川さんが恋ができるかも!?
とマッチングアプリ開始。
待合所に使っていた喫茶店で、小説家の橘さんに出会い、ハマっていく・・・。
ラーメン、私も行きたいです!!
どうも一緒にご飯を食べに行く関係くらいにはなりそう。
しかし、石川さん、オジサン好きですよねー。
下心がないのがいい、ということみたいですけど。