この記事はみいちゃんと山田さん7巻に向けてのネタバレ記事です。
みいちゃんと山田さんの物語は7巻で終了と明記されました。
もともと37話で終了という作者様の話でしたし、あと数話で終わりということですね。
最新話32話ではみいちゃんは宮城に帰りました。
実家は荒れ果てており、祖母は家事ができない。
みいママの芽衣子は散らかしまくっている、みいちゃんにお世話してほしいらしい。
ここから急速にストーリーは進んでいく。
なにしろ今32話。
あと5話で終了です。
みいちゃんと山田さん、最終回に向けての事実確認
- 宮城にみいちゃん帰宅(2012年11月)
- 家は荒れ果て、家庭は崩壊寸前
- みいちゃんに大黒柱としての役割をもとめる祖母
- みいちゃんが帰ってきた件、中学の同級に知られていた
- みいちゃんは宮城でも働かないといけない
- おそらく風俗しかない、本人も自覚している
- 新幹線でのみいちゃんから、外圧や外の評価により自身を律しようとする姿があった
中学生時代の同級生にとってみいちゃんはいつでもヤレる子でした。
みいママも加齢によって精神症状が悪化した可能性が高いです。
そもそも兄が行方不明になってから、落ち込みがひどく、無理になったのでしょう。
みいちゃんの障害の程度と人生の流れ
- 2歳時点で発語なし
- 小学一年時点での算数が理解できない
- 漢字も小学校低学年程度の理解
- 1年から3年まで不登校
- 3年から投稿するも、6月時点で須崎先生と決別
- 中学まで不登校
- 中学にて、恋愛トラブル発生、間違ったことを吹き込まれ、コンドームを万引き
- 周囲に噂が広がり、交友関係も瓦解、さらにある女生徒の陰謀で不良に乱暴される
- みいちゃん、告白するもフラれる
- 中学も不登校に。(15歳?
- 宮城から東京へ厄介払いされる
- 山田さんとの会話で数年前にママと電話で話した描写あり、東京には何年か前にきていた?
- 21歳時点で東京歌舞伎町のキャバクラに入店
【最終巻】みいちゃんと山田さん7巻ネタバレ予想
- 実家を片付けようとはしない
- とりあえず働こうとする
- 風俗店に勤務開始
- 中学の同級生に絡まれる
- 地域の大人にとってみいちゃんは存在しないも同然
- 薬物などにより、助けがない環境で追い詰められる
- 実家からも行方不明になる
みいちゃんは東京でも風俗店に勤務していましたが、同じような境遇の人がいたり、風俗のスカウトマンは表面上優しいです。
問題を起こしたくはないから。
でも宮城の実家では違います。
みいちゃんはそもそも存在していない扱いも同然、村八分にされていた可能性も高いでしょう。
昔山田さんが言っていた
「天涯孤独な女の子は最高に利用価値がある」
【まとめ】みいちゃんと山田さん7巻(最終巻)について
『みいちゃんと山田さん』7巻は、おそらく単なる「みいちゃんのその後」では終わらないと思います。
32話でみいちゃんが宮城へ戻ったことで、物語は一気に「家庭」「地域」「貧困」「障害への無理解」という、より現実に近い場所へ戻ってきました。
東京でのみいちゃんは、たしかに搾取される側でした。
けれど、歌舞伎町にはまだ、同じように行き場のない人たちがいて、山田さんのように事情を察する人もいました。
一方で、宮城の実家は違います。
荒れた家、家事のできない祖母、みいちゃんに世話を求める母・芽衣子。
そこにあるのは「家族だから助け合う」という綺麗なものではなく、弱い人の上に、さらに弱い人の生活が乗ってしまうような構図です。
そして、この描写が怖いのは、決して漫画だけの話に見えないところです。
昔の地方や小さな集落では、障害や困窮を抱えた家庭が、地域の中で見えないもののように扱われたり、距離を置かれたり、子どもたちのからかいの対象になっていたという話は珍しくありません。
もちろん、特定の地域や誰かを責めたいわけではありません。
ただ、みいちゃん一家のように、支援につながらないまま家庭の中だけで問題が積み重なり、外からは「変な家」「関わらない方がいい家」として扱われてしまう構図は、過去のどこかで実際に起きていたことを思い出させます。
みいちゃんは、子どものころから何度も助けを求める機会がありました。
2歳時点での発語、小学校での学習のつまずき、不登校、中学でのトラブル、東京への移動。
どこかで誰かがきちんと手を差し伸べていれば、違う人生になっていた可能性はあります。
でも実際には、みいちゃんは「困っている子」ではなく、「面倒な子」「都合よく扱える子」として流され続けてしまいました。
だからこそ最終巻7巻では、みいちゃん個人の結末だけでなく、みいちゃんを取り巻いてきた家庭や地域の構造そのものが描かれるのではないかと感じます。
みいちゃんは悪い子ではありません。
ただ、自分で自分を守る力が弱く、誰かに利用されやすく、そして助けを求める言葉を持てなかった。
その結果として、家族にも、地域にも、夜の街にも、都合よく消費されてきた存在だったのだと思います。
7巻の結末が救いになるのか、それとも現実の厳しさを突きつけるものになるのかは、まだ分かりません。
ただ、ここまで読んできて強く感じるのは、『みいちゃんと山田さん』は「かわいそうな女の子の話」では終わらない作品だということです。
これは、見えない場所に追いやられてきた人たちの話であり、支援につながらなかった家庭の話であり、そして、昔から多くの人がどこかで見て見ぬふりをしてきた現実の話でもあるのだと思います。
最終巻7巻では、みいちゃんがどこへ向かうのか。
そして、この物語が最後に何を残すのか。
かなり重い展開になる可能性は高いですが、最後まで見届けたい作品です。
