けだものたちの時間、このタイトルの中にけだものは最初、今井宏和でした。
ですがストーリーが進むうちに、今井宏和・平川愛理の双方に共通する過去があるのはわかってきました。
このけだものはナニなのか、それが【けだものたちの時間】の肝なのです。
この記事でわかること
- けだものたちの時間のストーリー展開
- ひろくんとあいりの事情
- ひろくんに救いはない
- あいりは救いを見つけた!
- けだものは結局だれだったのか
けだものたちの時間のメインストーリー展開
DMM けだものたちの時間〜狂依存症候群〜(分冊版) 【第1話】
- 平川愛理(あいり)は人気女性雑誌モデル
- ストーカー今井宏和(ひろくん)にあいりは監禁される
- 性暴力、監禁されるあいり
- あいり、ひろくんが虐待されていたのを知る
- 同じ環境で同情するあいり
- ひろくん、あいりを殺害しようとする
- あいり、ひろくんが一線を超える(殺人)をしていたのを知る
- あいり、ひろくんの四肢を切断、証拠隠滅へ
- ひろくん、犬になる
- あいり、パートナー優斗と結婚
- 優斗と共にあいりは今井を飼育
- あいりの記憶 父親からの性暴力
- 優斗の温かい家庭との剥離
- あいりの記憶、母親は娘が侵されていたのをわかっていた
- あいりの記憶、檻である自宅からの脱出・・・
- 今井、二重人格であることが発覚
- あいりの父親死去
- 家でのあいりの様子は明らかにおかしくて・・・
- 母親は味方じゃなかった
- あいりの告白!性暴力が明らかになる
- 優斗の力であいりへの性暴力を放置していた母親と別離成功
- 今井、二重人格の人格同士で争う
- エンディングへ・・・
注:6巻ではあいりの家で性虐待の証拠確保、脱出までです。
今井宏和(ひろくん)と平川愛理(あいり)の共通点
一見、似ていないこの2人。
実は2人とも見えない傷、親に性暴力、虐待を受けていた、という共通点がありました。
ただ今井は対象を殺害、自暴自棄になった。
あいりは自分の力でなんとかしようとあがいた。
この2点は明らかに違いましたが、同じ傷を持つという共通点はあいりに安心感をもたせ、洗脳のきっかけになりました。
今井宏和(ひろくん)の事情
救いがない、自分ではどうしようもない。
長年、母親の性暴力を受けていた今井は壊れてしまいました。
昔の純粋な気持ちはなくなり、自暴自棄な性格が混じりはじめた。
母親に虐待を受けてきた結果、人格もごちゃまぜで不安定、行動も過激になっていきました。
平川愛理(あいり)事情
- 幼少時から長年、父親から性暴力を受ける
- 母親は知っていて、救わない
- 母親は世間体を気にして放置
- あいり、自立のためにモデルへ
- 家から離れ、モデル活動をしている時、優斗に出会い恋人に
- 今井に拉致される
あいりの救いは恋人であり、夫となった優斗と出会ったこと。
優斗の助けで、檻のような自宅からも脱出、母親と縁を切ることが出来ました。
まとめ
- 今井は女性を殺害、解体した時点で終わっている
- 今井の主人格はクズ男
- あいりは優斗のおかげで救われつつある
- 今井の純粋な性格が覚醒、あいりの邪魔をするな、と主人格と争い中
- あいりの中では、今井のそばだけが安全だという意識が消えつつある
37話ではあいりは優斗のそばも安心である、と思い始めました。
いままではわかってくれない、自分が自分を縛っていることに無自覚でした。
アダルトチルドレンの治療も開始し、考え方の整理もできるようになってきました。
一歩ずつ進んでいく、あいりを今後も見守っていきたいですね。
けだものはだれだったのか?
最初は今井かと思っていました。
ですが、実際は今井の母親、あいりの両親ですね。
子どもに性暴力をした今井の母親、あいりの父親、2人の行動が鬼畜です。
それに見捨てて自分のことしか考えない、あいりの母親も人間とは思えない・・・・
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