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『あなたは私を愛さないと言った』4話では、 ライアスの反乱後の王宮が描かれます。
ライアスは死亡。
残された妻グウェンドリンと、 4歳の息子モルガンは王宮で保護されることになります。
ここまでは、 政治的な判断として分からなくもありません。
問題はその先です。
グウェンドリン親子が迎えられたのは「西棟」。
しかも西棟は、 過去に側妃が暮らしていた場所なんですよね……。
さらにモルガンは、 王位第一継承者となる重要な存在。
ヴァルドルとの間に子どもがいないアイリスからすれば、
「もしかして私は、もう必要ないの?」
と思ってしまうのも無理はありません。
この記事では
- 『あなたは私を愛さないと言った』4話のネタバレ
- モルガンが王位第一継承者となる理由
- グウェンドリン親子が西棟へ入った意味
- グウェンドリンは側妃になるのか
- ヴァルドルとアイリスのすれ違い
『あなたは私を愛さないと言った』4話の登場人物
まずは、4話で重要になる人物を整理します。
アイリス
ドフルール公爵家の令嬢で、 フリングホルン王国の王妃。
幼い頃からヴァルドルを想っています。
しかし結婚初夜に愛するつもりはないと拒絶され、 自分は望まれていない妻だと思い続けています。
さらに流産を経験し、 ヴァルドルとの間に世継ぎがいないことにも悩んでいます。
ヴァルドル
フリングホルン王国の国王。
ライアスの王位放棄によって、 予定していなかった王位を継ぎました。
アイリスには冷たい言葉を向けるものの、 行動を見ると完全に無関心とも思えません。
ただし圧倒的に説明が足りない男性です……。
グウェンドリン
バルマデーラ王国の第六王女。
ヴァルドルが以前、 求婚しようとしていた女性です。
ライアスと結婚しましたが、 3話で夫を失います。
4話では息子モルガンとともに、 再び王宮の中心へ入ってきます。
モルガン
ライアスとグウェンドリンの息子。
まだ4歳の幼い少年です。
父ライアスの死後、 その血筋から王位継承で重要な存在になります。
現在は王位第一継承者となっています。
『あなたは私を愛さないと言った』4話ネタバレ

グウェンドリン親子が王宮へ
ライアスの反乱は、 ヴァルドルによって鎮圧されました。
そしてライアスは死亡。
残されたのが、 妻グウェンドリンと息子モルガンです。
反乱を起こした人物の家族。
普通なら、 かなり微妙な立場ですよね。
しかしモルガンは、 ただの反逆者の息子ではありません。
王家の血を引く少年です。
しかもヴァルドルとアイリスには、 現在子どもがいません。
そのためモルガンは、 王位第一継承者となります。
ヴァルドルはグウェンドリンとモルガンを、 王宮で保護することにしました。
モルガンが王位第一継承者に
ここで3話までとは、 王宮内の状況が大きく変わります。
ライアスが生きていた頃は、 モルガンはライアスの息子でした。
しかしライアスが亡くなり、 国王ヴァルドルにも子どもがいません。
その結果、 モルガンの王位継承上の重要性が一気に高まります。
現在の王位継承を整理すると
ヴァルドル
現在の国王
アイリス
王妃だが、二人の間に子どもはいない
モルガン
王家の血を引く男子で王位第一継承者
つまり政治的に考えると、 ヴァルドルがモルガンを無視することはできません。
むしろ幼いモルガンを王宮で保護すること自体は、 国王として自然な判断にも見えます。
問題は――。
その事情をアイリスにきちんと説明していないことです。
グウェンドリンが特別な内庭へ
さらにアイリスを不安にさせる出来事があります。
グウェンドリンとモルガンが、 王宮の特別な内庭へ入っているのです。
そこは本来、 王と王妃に限られるような特別な場所。
侍女も、 二人がそこにいることへ驚きます。
もちろんモルガンはまだ幼い子どもです。
本人に政治的な野心があるわけではないでしょう。
庭で無邪気に遊ぶ姿を見ると、 むしろ何も知らない子どもなんですよね。
ただ――。
王宮という場所では、 「誰がどこへ入ることを許されているのか」 にも意味があります。
その許可を出したのがヴァルドルだとすれば、 アイリスが複雑な気持ちになるのも当然です。
グウェンドリン親子が西棟へ
そして4話最大のポイントが、 グウェンドリン親子の住む場所です。
二人は王宮の「西棟」で暮らすことになります。
これだけなら、
「王位第一継承者を王宮で保護するためでは?」
とも考えられます。
ところが西棟には、 アイリスにとって無視できない意味があります。
西棟は、過去に側妃が暮らしていた場所なのです。
いやいやいや……。
これはアイリスじゃなくても、 ちょっと考えてしまいますよね💧
グウェンドリンは、 ヴァルドルが以前求婚しようとしていた女性。
そして現在は夫を亡くしています。
さらに息子モルガンは王位第一継承者。
そこへ、
「かつて側妃が暮らしていた西棟」
です。
アイリスからすれば、
「ヴァルドルはグウェンドリンを側妃にするつもりなの?」
と疑ってしまっても仕方ありません。
アイリスは自分が不要だと思い始める
ここでアイリスが苦しいのは、 ただの嫉妬ではありません。
自分にはヴァルドルとの子どもがいない。
一度授かった子どもも、 流産しています。
一方のグウェンドリンには、 王位第一継承者となるモルガンがいます。
そしてグウェンドリン本人は、 ヴァルドルが以前求婚しようとしていた女性。
さらに西棟に迎えられた。
これだけ条件が重なると、 アイリスの中では、
「私はもう、ヴァルドルに必要ないのでは?」
という考えが、 現実味を帯びてしまいます。
これがつらいんですよね……。
アイリスは、 ヴァルドルを嫌いになったわけではありません。
むしろ今でも好きだからこそ、 自分よりグウェンドリンの方が彼にふさわしいのではないかと考えてしまいます。
ヴァルドルの説明不足がひどい
ただ、 ここまで読んで気になるのがヴァルドルです。
政治的に考えれば、 グウェンドリンとモルガンを王宮に置く理由はあります。
特にモルガンは王位第一継承者。
王宮の外へ置けば、 モルガンを利用しようとする勢力が現れる可能性もあります。
そう考えると、
王宮で保護しながら管理する。
という判断自体は、 国王として理解できます。
でもヴァルドル。
それをアイリスに説明しないんですよね……。
さらにアイリスに対して、 まるで彼女には関係がないかのような態度まで取ってしまいます。
これではアイリスからすると、
「グウェンドリン親子の方が重要」
「私は邪魔だから何も知らなくていい」
と受け取ってしまいます。
ヴァルドルとしては、
「これは自分が処理する問題だから、 アイリスは心配しなくていい」
くらいのつもりなのかもしれません。
でも、それを言わない。
本当にこの二人、説明不足ですれ違いすぎなんですよね(笑)。
グウェンドリンは側妃になる?
では本当に、 ヴァルドルはグウェンドリンを側妃にするのでしょうか。
4話時点では、 そこまでは確定していません。
西棟が側妃と関係のある場所なのは、 かなり意味深です。
ただモルガンが王位第一継承者である以上、 グウェンドリン親子を特別に保護する政治的な理由もあります。
そのため現時点では、
- グウェンドリンを側妃にするため
- モルガンを王宮内で保護するため
- 王位継承問題を管理するため
どれが本当の理由なのかは、 まだ分かりません。
ただしアイリスには、 その説明がありません。
だから読者には政治的な事情が見えても、 アイリス本人には、
「夫が昔好きだった女性を側妃の部屋へ入れた」
ようにしか見えないんですよね。
これはキツいです……。
グウェンドリン悪女説はある?
そして個人的に、 3話からずっと気になっているのがグウェンドリンです。
ライアスは、 もともと彼女との結婚を選ぶために王位を捨てています。
ところが息子モルガンが生まれた後、 なぜかライアスは反乱。
そしてライアスが亡くなると、 今度はグウェンドリンとモルガンが王宮へ。
さらに、
- モルガンは王位第一継承者
- 特別な内庭へ入る
- 西棟で暮らす
という展開になります。
うーん……。
やっぱりグウェンドリン、ちょっと怪しく見えてしまいます。
もちろん現時点では、 彼女がライアスを反乱へそそのかした証拠はありません。
悪女だと断定するのも早いです。
ただ、
「息子を王にしたい」
という野心があったとしても、 不思議ではない状況になってきました。
逆に本当に何も企んでいないのであれば、 かなりミスリードされていることになります(笑)。
このあたりは、 今後かなり注目したいところです。
『あなたは私を愛さないと言った』4話の感想
4話を読んで思ったのは、
アイリス、それは不安になるよ……。
これですね。
グウェンドリン親子を保護する。
ここまでは分かります。
モルガンは王位第一継承者ですから、 政治的にも重要です。
でも、 なぜ西棟なのか。
しかも西棟は、 側妃を連想させる場所です。
さらにヴァルドルは、 事情をアイリスへ説明しない。
これでは、
「グウェンドリン親子を迎えるために、私は必要なくなる」
とアイリスが考えてしまいますよね。
個人的には、 4話まで読むとヴァルドルが本当にグウェンドリンを愛しているというより、 政治的な事情で動いているようにも見えます。
問題は、 アイリスにはそれが伝わっていないこと。
そしてグウェンドリンが、 どこまで事情を理解して動いているのかも分かりません。
3話のライアスの反乱。
4話の西棟問題。
このあたり、 グウェンドリン周辺にはまだ何か隠されている気がします。
西棟に入ったグウェンドリン親子
アイリスが不安になる表情や、
ヴァルドルとの距離感にも注目です。
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『あなたは私を愛さないと言った』4話ネタバレまとめ
『あなたは私を愛さないと言った』4話では、
- ライアス死亡後、グウェンドリンとモルガンが王宮へ
- モルガンが王位第一継承者となる
- グウェンドリン親子が特別な内庭へ入る
- 二人が王宮の西棟で暮らすことになる
- 西棟は過去に側妃が暮らしていた場所
- アイリスが自分は不要なのではないかと不安になる
- ヴァルドルは事情を十分に説明しない
という展開になりました。
個人的に4話で一番引っかかったのは、 やはり西棟です。
モルガンを王宮で保護するだけなら、 政治的な事情として理解できます。
でも、 わざわざ側妃に関係する場所へグウェンドリンを住まわせる。
これはアイリスが、
「グウェンドリンが新しい妻になるのでは?」
と疑っても仕方ありません。
そしてもう一つ気になるのが、 やっぱりグウェンドリン。
ライアスが自分から捨てたはずの王位を、 なぜ5年後に取り戻そうとしたのか。
息子モルガンが生まれたことが、 何か関係していたのでしょうか。
グウェンドリンが夫をそそのかした―― というところまで現時点では断定できません。
ただ4話までを見ると、
「実はグウェンドリンにも野心があるのでは?」
という悪女説は、 個人的にはまだ捨てきれません。
そして何より問題なのは、 ヴァルドルが説明しないこと。
政治的な理由があるのなら、 アイリスにちゃんと説明すればいいだけなんですよね💧
ところが説明しないまま、 グウェンドリン親子を特別扱いしているように見える。
その結果、 アイリスはどんどん、
「私はいなくてもいい」
と思い込んでいきます。
このすれ違いが、 次の5話でさらに大きくなっていきます。
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