2025年4月9日に「100万の命の上に俺は立っている(21)」が発売されました。
月刊誌なので、1冊ごとの間隔が長く、次がどうなるのか気になって仕方なかったです…!
特に、あの魔法使いが敵なのか味方なのか、ずっと気になっていました。
ちなみに表紙の女の子は竜術士で敵です。
100万の命の上に俺は立っている(21)のあらすじ
主人公は、合理的で友達も作らない帰宅部の中学3年生、四谷友助。ある日突然異世界に飛ばされ、同級生の女の子たちと力を合わせて戦うことに。単独行動が大好きでマイペースな四谷が、異色の主人公として活躍するアンチファンタジー作品です。
コゥル討伐に向かうはずだったマヘリの隊の目的は、実は敵国アトスィーへの侵攻でした。戦争を防ぐため四谷はマヘリ暗殺を試みますが…。一方、増援が来ないと知った衣宇たちは少数精鋭で聖地攻略を決意。鍵はコゥルの味方を演じること! 聖地に眠る“隕石”の正体が明らかに、そして四谷たちの前に立ちはだかる強敵…。感情が交錯する9周目クエストが最高潮に!
100万の命の上に俺は立っている(21)の内容
- 100話:100万の恋の上に私達は生きている
- 101話:聖地侵攻
- 102話:魔術師集結
- 103話:in the 聖地、引火 生死
- 104話:未練と不屈
密林での恋愛模様や、コゥルが守る聖地(200体もの守護者!)攻略の様子が描かれます。
四谷の「そもそも敵認定されなきゃいいのでは?」という発想から、不可能だった勝利への道が見えてきた!
今までの仲間である魔術師たちが集結し、決戦へと向かいます。
巨大な隕石を目的に、3人の竜術士がでてきたり、コゥルも入り混じって乱戦開始!
100万の命の上に俺は立っている(21)の感想
100話のサブタイトル「100万の恋の上に私達は生きている」にクスッとしました。
絶対狙ってますよね。
テーマは“生きる土地で常識や思考が違う”というもの。
恋愛も子孫繁栄の本能だと再認識させられ、サバトラの告白「俺がお前を一生守る だから…俺と結婚してくれ」が心に残りました。
コゥル戦では四谷の作戦が冴え、「敵認定されない」発想が面白い!
後半の魔術師集結も熱く、総力戦が見応えありました。魔法使いの寿命の長さの理由も納得です。
コゥルとの戦いは、四谷らしいひねった戦略が光っていて、読んでいて「なるほど!」と唸りました。
特に「敵認定されない」という発想は、戦闘を避ける合理的思考が彼の魅力ですね。
魔術師たちの集結シーンは、今までの絆を感じさせる熱い展開で、魔法使いの寿命の謎が解けました。
後半ではロリな竜術士も登場、表紙に出たのに出落ちキャラになってしまいましたw
一方、恋愛要素も深く、サバトラとネなの関係から“愛とは何か”を考えさせられます。国ごとに異なる価値観の中で、シンプルな告白が刺さりました。
全体的に、戦いと人間ドラマがバランスよく描かれていて、次巻が待ち遠しいです!
PS あのとてつもなく怪しい魔術師は味方でした。