壊職代行7巻はフマホームの諸悪の根源、間々田社長の精神的な最終回です。
社内の信用、社会的な信用まで終わってしまった間々田社長ですが、さすが諸悪の根源だけあってまだまだ元気です。
今回7巻では、間々田社長は自分の能力も完全否定され、社員からも否定され、完全終了となります。
本記事では、『壊職代行』7巻のあらすじや詳しい内容を、ネタバレを含めてまとめました。
7巻の展開が気になる方や、購入前に内容を把握したい方はぜひ参考にしてください。
▼ 目次
壊職代行7巻のあらすじ
「私たちは間々田社長を集団告訴します!!」
- 静香のAV出演画像を社内に貼り出す
- 孫をしかってくれてありがとう、と出資者にお礼を言われる
- 出資者のすすめでネット番組に出演するが、酷評される
- 事業計画を否定され、AVに出たクソ売女が と暴言ー>ネット炎上
- フマホーム社員がリベンジで出演、高評価
- 内容はパワハラ抑止・防止システムー>好評
まずは上げてから落とす
壊職代行のいつもの手で、ゾクゾクします。
「舞い上がったところから転落した方が より怖い思いをするでしょう?」
登場キャラクター一覧
鈴木貴広(すずき・たかひろ)
25歳 株式会社フマホームの営業社員。
自らも「死んだほうが楽になれるかも…」と屋上へ向かった際、スマホに「壊職代行を必要としていませんか?」というメッセージが届き、静香と出会う。 そこから会社への復讐が始まる。
火室静香(しずか)
「壊職代行」の実行者。
無表情で淡々と制裁を行う、謎めいた女性。
容赦ない手段と冷静な言動が特徴的で、貴広と行動を共にし、復讐を実現していく。
中宮健也(なかみや・けんや)35歳
株式会社フマホームの営業主任。
部下へのパワハラやモラハラが常態化しており、社内でも恐れられている存在。
三木姫華(みき・ひめか)24歳
株式会社フマホームの営業社員。
社長の愛人という噂があり、午後からの出勤や横取り営業が常態化している。
貴広の契約を直前で奪うなど、社内での評判は最悪。
間々田楓馬(ままだ・ふうま)38歳
株式会社フマホームの代表取締役。
常識を逸したブラック社長。
壊職代行7巻の内容
こちらでは壊職代行7巻の内容を紹介していきます。
間々田社長の評価を上げてから、地の底まで叩き落とす。
上げて落とすの見本のような展開でした。
静香のスキャンダルを公表し、スカッとする間々田社長
火室静香のAV出演の過去、画像を掲示された火室静香はショックを受け泣きながら退社。
「あのクソアマに吠え面かかせてやったぜ!!」と気持ちよさそうな表情の間々田社長ですが、出資者である火室が来社。
「やりすぎちまったが、後ろ盾がいるんだった」とビクつく間々田社長。
逆に叱ったことを感謝され、ネット番組への出演を勧められます。
「君の有能さを世間に直接知らしめるチャンスになると思うんだ」
上げて落とす
今回は上げる工程ですね、確かに勝ちを味わわせた方が、人間、隙は生まれます。
間々田社長、ネット番組に出演ー>炎上
フマホーム社長・間々田がネット番組に出演。
有名な事業家や投資家の前でプレゼンを行い、出資を募る番組です。
しかし、準備した内容はあまりにお粗末で、投資家から「これ、小学校の自由研究ですか?」と痛烈に酷評されます。
そこで静香に煽られた社長は完全に逆上し、「AVに出たクソ売女が!」と生配信中に女性蔑視発言を連発。
この瞬間、静香が冷酷に告げる一言――「人として最低ですね」。
さらに「証拠を見せてやる!」とスマホを操作するものの、突如ウイルス感染警告が大量に表示され、社長はパニックに。
社員のプレゼン、パワハラ抑止・防止システム
社長の仇討ち、という名目でフマホーム社員が変わりにプレゼンを実施。
熱意を感じた、と好評を受け出資決定。
ここでも社長の無能さが証明され、プルプルする間々田社長。
優秀な社員で鼻が高いんじゃないですか?と言われ、悔しさをぐっと抑えて対応する間々田社長。
社員からの集団告発へ
プライドを完全に打ち砕かれた社長に追い打ちをかけるように、フマホームの元社員や被害者たちが次々と登場し、恫喝・強要・愛人勧誘などの実態を一斉告発。
「私たち社員への恫喝や強要行為は日常茶飯事です」
そして、元社員たちがついに言い放つ決定的なセリフ――
「私たちは間々田社長を集団告訴します!!」
ネットは“暴露パーティ”状態と化し、社長の社会的評価は完全に終了。
壊職代行7巻のまとめ、感想
上げて落とす、スカッと感じが増すこの方法。
自分が有能と思っている人は、まだチャンスがある、と思い行動してしまうものですが、本来は守りにはいるべき段階。
大きな隙が出来てしまい、間々田社長はまた大炎上、日本のトレンドにパワハラ社長・フマホーム社長・暴行・マネーのクワガタ(ネット番組名)がのってしまいました💧
話題に乗ってる間にさらに燃料を投下したんです、そりゃあ炎上します。
燃え尽きたようになる間々田社長。
静香の冷酷さと計画性が際立ち、読んでいて震えるほどのカタルシスが味わえる7巻、必見です!
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