📘 ブックライブオリジナル作品
年齢を理由に引退を決めたB級冒険者ドノバン。だが、実は災害級モンスターと生き延びた“規格外”の実力者だった──。
そんな彼に舞い込んだのは、問題だらけの老舗ギルド【赤鉄の龍】のギルマス就任話。
一見冴えないおっさんが、じわじわ無双していく痛快な再雇用ファンタジー!
現在配信中の第1話〜第19話までをネタバレ込みで徹底網羅しています。
✅ この記事でわかること
- 各話のあらすじ・重要展開まとめ(1話〜19話)
- 登場キャラの関係性・強さ・背景
- 「ギルマス再雇用」の裏にある伏線と今後の考察
- 無料で読める範囲と電子書籍の購入情報
📚 目次(クリックで各見出しへジャンプ)
【ネタバレ】引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまうとは
年齢を理由に引退を決めたB級冒険者・ドノバン。だがその正体は、かつて“黒き魔竜”と死闘を繰り広げた規格外の実力者だった――。
そんな彼に舞い込んだのは、問題だらけの老舗ギルド「赤鉄の龍」のマスター就任話。借金、人手不足、そしてモンスターの脅威…ギルド崩壊寸前の状況で、ドノバンが再び立ち上がる!
ヘタレに見えて実は最強。
おっさんが仲間と絆を深めながら無双していく、痛快な再雇用ファンタジー!
主な登場キャラクター
ドノバン
交易都市ハンザルク 冒険者ギルド 銀月の狐所属
最も古株の冒険者 ベテランのB級
ヘイブン
交易都市ハンザルク 冒険者ギルド 銀月の狐所属
森殺しのヘイブン 大剣を使う凄腕の冒険者 ヒゲのイケメン。
エガルトン
交易都市ハンザルク 冒険者ギルド 銀月の狐ギルドマスター
ドノバンの正体を知る数少ない一人 回復魔法を使える
ドノバンに赤鉄の龍のギルマスになることを依頼した(そして本人も知らない間に本契約済)
アルクス
城塞都市ニーベルグ 赤鉄の龍所属
キラーベアを複数一人で討伐可能なクラスの冒険者 刀型の武器を使用、髪を上で束ねている若者。
英雄とも言われている。
シアーネ
城塞都市ニーベルグ 赤鉄の龍所属 受付嬢兼マスター代理
責任感ある少女で、ギルドをなんとかしようと奮闘する。
ボンボス
赤鉄の龍にお金を貸していた金貸し。
領主が赤鉄を嫌っていることを伝えるなど、各所で登場する
【ネタバレ】引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまうの各話あらすじ
この作品は、かつて“黒き魔竜”と戦った伝説のB級冒険者・ドノバンを主人公に、
「引退間近のロートルが、なぜかギルドマスターとして再出発する」という物語です。
物語の大まかな流れは以下の通りです。
- 過去に大戦果をあげたものの、今は輸送任務専門のドノバンが引退勧告を受ける
- そんな中、ギルドの異変に気づいた上層部が、彼の再雇用を決断
- 異変が続発する都市・ニーベルグで、名門ギルド「赤鉄の龍」のギルマスターが急逝
- 調査と立て直しを兼ね、ドノバンが新たなギルマスターに就任
- しかし、借金・空洞化・人手不足など問題だらけのギルドだった…!
- 次第に現れる冒険者や関係者の問題を一つずつ解決していく
ここから先は、第1話〜第19話までの各話あらすじを、ネタバレありでじっくりご紹介していきます。
第1話 引退勧告
黒き魔竜が封印されてから幾年月。大厄災が去り日常を取り戻したギルド【銀月の狐】では、「重い武器を持つの、きついんだよね~」とぼやくロートルB級冒険者・ドノバンが引退勧告を受けていた。素直に引退を決めるも、彼のトンデモ行動のせいで「ドノバンって、黒き魔竜とやりあったんじゃね?」疑惑が浮上する。輸送なら楽でいい、というドノバンと、積極的に狩るヘイブン。二人ともB級冒険者ですが、方針が違うよう。引退すべきでは?というヘイブン、その後ろにはヘイブンが狩ったはずのキラーベアが!ドノバンの凄さを示す一話目ですが、なんか両方とも依頼失敗な落ちになりそうな(笑)
第2話 再雇用の打診
ギルド【銀月の狐】のロートルB級冒険者・ドノバンは、年も年なので引退を決意する。だが、大災害級のモンスター・黒き魔竜と戦い生き延びた実力を買われ、老舗ギルド【赤鉄の龍】のギルドマスターをやってみないかと打診される。ギルマスが登場し、ドノバンの価値を再確認、S級相当と聞いてびっくりするギルメン。100年以上続くギルド、赤鉄の龍のギルマスの後釜はどうか?と依頼。どうもドノバンが今調べれている事柄に関わりあるかも・・・?
第3話 赤鉄の龍
ロートルの元B級冒険者・ドノバンはギルド【赤鉄の龍】を視察するため、城塞都市・ニーベルグを訪れる。創立100年の由緒あるギルドのはずだったが、そこにいたのはギルドマスター代理のシアーネという女性ただ一人。問題山積みのギルドであることが判明する。
第4話 シアーネの家族
冒険者が一人もいないギルド【赤鉄の龍】のマスターに推挙された元B級冒険者のドノバン。現ギルドマスター代理のシアーネはドノバンに【赤鉄の龍】の赤裸々な実態を明かすのだった
第5話 アルクス
ギルド【赤鉄の龍】で育ったアルクスとシアーネは、血のつながりはなくても家族同然に絆を深めていた。優しく強い冒険者として成長したアルクスだったが、それも今は昔。今のアルクスには優しさの欠片も存在していなかった。
第6話 連帯保証人
借金取り立てのため、ギルド【赤鉄の龍】に現われた金貸しのボンボス。まだ【赤鉄の龍】のギルドマスターになることを承諾していないドノバンだったが、本人の知らぬ間に就任の契約が結ばれていた。晴れて莫大な借金を抱え込むことになった新ギルドマスター・ドノバン!返済期限はなんと本日!!
よくWEBのCMで見るこの回。
利子は一月で1割のはずが、実は10日に1割で
これ絶対返済できないやつ
というかエガルトンさん、代理としてドノバンがギルマスになる本契約してあって、本人知らないのに決定済みってひどくない?
おかげで連帯保証人も決定済(泣)
これはドノバン、キレていいやつ・・・。
第7話 黒の竜鱗(りゅうりん)
ギルドのマスターになったらなぜか借金の連帯保証人にもなっていたドノバン。借金の肩代わりにと伝説の黒き魔竜の鱗を差し出すが、その鱗には強烈な呪いがかかっていて、借金取りの一味が甚大な被害を受けてしまう。
貴重な黒の魔竜の鱗と引き換えに、借金の返済を完了したドノバン。
ちなみに不用意に持って、呪われた男性はちゃんとドノバンにエクスポーション使用で直してもらいました。
こちらも800万相当、ドノバンさん、これだけお金もちなら仕事辞めてもよかったんじゃない?
第8話 襲来するもの
ギルド『赤鉄の龍』が、領主から覚えのない恨み・怒りを買っていることを知り、打ちひしがれるシアーネ。悲嘆にくれていたその時、危険を伝える警鐘が鳴り響く。招かれざる者、強襲!!
第9話 僕しかいない
突然の翼竜襲来。思い当たる理由はただ一つ。数日前にギルド『赤鉄の龍』の冒険者・フェノンが翼竜が生息する「竜の山」へ向かったこと。その許可を出したのはギルドマスター代理のシアーネ。誰よりも翼竜の危険性を知っているシアーネがいったいなぜ。
第10話 やべえやつ
ニーベルグの街が翼竜に襲われた。街の有力者たちの反対を押し切り、翼竜の棲む「竜の山」に向かおうとするドノバン。その目的はギルド「赤鉄の龍」の冒険者・フェノンを捜すため。竜の山に「やべえやつ」がいるとも知らずに。
第11話 新たな依頼
封印された黒き魔竜の残滓が暴れている――。ドノバンがニーベルグの街を訪れた理由は、その情報を確かめるためでもあった。街を襲った翼竜の住処である「竜の山」にその残滓がいると確信したドノバンは、翼竜討伐も兼ね現地へと出立する。
第12話 塞がれた道
竜の山で消息を絶った冒険者・フェノン。彼の残した地図を頼りにドノバンとシアーネは探索に向かう。だが、安全なはずのルートはことごとく通行不能状態に。このままではらちが明かないと、ドノバンは強硬手段に打って出る!
第13話 火竜の爪跡
鉱山道からのルートを諦め、見晴らしのいい場所へと飛翔したドノバン。目的地「火竜の爪跡」は目と鼻の先だったが、翼竜の群れに思いっきり見つかってしまう。そしてドノバンの背にはシアーネが。二人とも、たぶん、ピンチ。
第14話 赤錆
巨大なクレバス「竜の爪跡」。その深淵には「竜魂草」が自生し、ドノバンたちが捜している行方不明の冒険者・フェノンがいると思われた。だがそこには最凶最悪の翼竜・赤錆が鎮座していた。
第15話 交錯する最強
行方不明の冒険者・フェノンは「竜の爪跡」と呼ばれる巨大なクレバスの深淵にいる。そう判断したドノバンは常人には思いもよらない方法で、落ちたら大けがではすまない崖下へとダイブするのだった。
第16話 フェノンの痕跡
巨大クレバス「竜の爪跡」の最深部へとダイブしたドノバンとシアーネ。降り立った先で目にしたものは血にまみれたフェノン愛用のゴーグル――彼の身によからぬことが起きているのは、もはや疑う余地はなかった。
第17話 祈り
行方不明だったフェノンとおぼしきミイラ状の物体を発見したドノバン。その包帯を外して目にしたものは残酷な現実だった。一方、ニーベルグではもぬけの空の「赤鉄の龍」に忍び込む、怪しい人影があった。
第18話 翼竜、再び
ドノバンとシアーネが「竜の山」へ向かってしばらくして、冒険者アルクスがニーベルグの街に戻ってきた。翼竜に襲われた街の惨状に驚くアルクス。そんなアルクスに金貸しのボンボスは「翼竜はまた襲ってくる」と忠告するのだった。
元・赤鉄の精鋭
クラウド・ソル・ネルシャ・ロイズ
4人の奮闘開始!
というか、聖域にクエストのためとはいえ、踏み込んだバカって・・
第19話 無双のカルテット
一匹だけでも災害級と恐れられている翼竜が、群れをなして再びニーベルグの街を襲ってきた。ドノバン不在で危機的状況の中、かつてギルド「赤鉄の龍」に所属していた4人の精鋭たちが翼竜を圧倒する!!
翼竜は奴らにとって大切な場所やモノ
それに手を出さない限り 襲ってくることはまずない
一度目は聖域を侵したから
じゃあ二度目は?
この作品の魅力と見どころは?
『引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまう』の魅力は、なんといっても「一見ポンコツ、でも実は最強!」というギャップ設定。
若くてイケメンな主人公が多い中、この作品はあえて地味な中年男性を主人公に据えたことで、共感を呼んでいます。
主人公ドノバンは、自分の実力をしっかり把握し、状況判断も冷静かつ的確。
いわゆる“無自覚最強系”ではなく、経験と実力に裏打ちされた行動力が魅力です。
ただし、人には無関心。自分の価値観でしか動かず、まるで現代の“職人気質な自営業者”のような人物像が描かれています。
そのせいで、序盤は「ちょっとこの人、社会性なさすぎでは…?」と心配になることも。
しかし物語が進むにつれて、否応なく“守るもの”が増えていく構造になっており、悲しくも愛すべき中間管理職のような立場に変化していきます。
気がつけば続きが止まらない――そんな不思議な魅力を持つ、中年男性に刺さる成長ファンタジーです。
【ネタバレ】引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまうの読者の感想・口コミまとめ
X(旧Twitter)では、本作を読んだ読者からのリアルな感想が続々と投稿されています。
ここでは一部を要約してご紹介します。
- 期間限定無料だったので試しに読んでみたら、意外と面白い! 1話売りじゃなくて1巻単位で出してほしいという声も。
- 広告に惹かれて読んだけど、続きが気になる展開で思わず最後まで追ってしまった。
- 「中年の星」になれるか見守りたいという声も。おっさん無双に共感した人が多い様子。
- ギルド経営×おっさん無双って珍しい組み合わせで新鮮、という反応もあり。
電子書籍はどこで読める?無料・割引情報まとめ
引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまうのまとめ|おっさん、まだまだ冒険は終わらない
最初はただのロートルと思われていたドノバン。ですが物語が進むごとに、実力・判断力・過去の戦果が次々と明かされ、「おっさん、やっぱりすごい…!」と唸らされる展開に。
そして何より、本人の望みとは裏腹に、周囲に“守るべき存在”が増えていくのがこの作品の大きな見どころ。
静かに暮らしたいのに、気づけばギルドの借金・部下の再生・街の危機まで背負うことになる――そんな不器用でカッコいい背中が魅力です。
配信中の19話まででも十分に熱いですが、まだまだ伏線や登場人物の過去が明かされておらず、今後の展開にも大いに期待できそうです。
「年齢なんて関係ない」そんな気持ちにさせてくれる、“中年無双”ファンタジーの今後に注目です!