『死に戻り令嬢は二度目の人生で復讐を誓う』
「悪魔の子」と呼ばれ家族に虐げられてきたシャルロッテが、命を落としたはずが10歳に戻り、今度こそ復讐を誓う物語…もう胸が締め付けられます。
切なさと強さが同時にあふれる展開に、共感しながらもページをめくる手が止まりませんでした!
彼女の決意と成長を一緒に追体験できるので、苦しいけど応援したくなる…そんな作品です♡
■ 作品情報
タイトル:死に戻り令嬢は二度目の人生で復讐を誓う
作者:漫画 朱琳 / 原作 やきいもほくほく
ジャンル:女性マンガ
出版社:コミックアラカルト
掲載誌・レーベル:コミックアラカルト
▼ 目次
【ネタバレ】『死に戻り令嬢は二度目の人生で復讐を誓う』のあらすじ
「悪魔の子」と呼ばれ、家族に疎まれて育った令嬢シャルロッテ。
白髪に赤い瞳、魔力を持たないというだけで冷遇され、屋敷に閉じ込められる日々を送っていました。
唯一の友は小鳥だけ――それでも「いつか自由になれる」と信じて過ごしていたのに、彼女の運命は無慈悲に裏切られます。
十六歳になったシャルロッテは、悪名高い伯爵に売られることが決定。
絶望の中、ついに暴走した力によって屋敷も家族もすべてを焼き尽くし、自らも命を落としたはずでした。
しかし、目を覚ますと――なんと10歳の頃に戻っていたのです!
もう二度と同じ未来は繰り返さない。
今度こそ理不尽な家族と世界に復讐するため、二度目の人生を歩み始めるシャルロッテの物語がここから始まります。
※本作品はエブリスタで掲載されている「透明令嬢の報復~絶望の炎と甘い闇~」のコミカライズです。
『死に戻り令嬢は二度目の人生で復讐を誓う』の各話あらすじ
1話のあらすじ
- 赤い瞳に白い髪のシャルロッテは家族から忌み嫌われていた
- 魔力もなく、容姿も独特すぎた
- 食事も十分に与えらず、部屋にくる鳥だけが友人の状態
- 城での魔力検査で、チャンスをつかもうとするが、姉妹に邪魔され行えず
死に戻りの前ですので、全て報われない、そんな感じの人生になっています。
魔力の有無での差別って、禁止されているんですけどね💧
2話のあらすじ
魔力が暴走し、火の海になる館
まあ、因果応報ですね💧
当時シャルロッテは18歳。
3話のあらすじ
- 家族と館を焼き、目を覚ますと10歳の時の姿になっていた
- 魔力を使える状態で死に戻ったシャルロッテ
- 閉じ込められている 助けて と鳥の助けを借り、味方を作ろうと行動
- 魔力検査にて、弱い虐待された子であることをアピール
- そしてついに魔力検査の水晶に触れた!
長年の努力がようやく、効果がでました。
王子にもちゃんと認識、これで新しい道が開けそうです。
4話のあらすじ
- 火・土・風の3属性の魔力が確認されたシャルロッテ
- 家族の虐待の疑いもバレ、家宅捜索を受ける実家
- 虐待されていた事実を確認
- クロ(鳥)がブルックス殿下であるのが判明
- ブルックス殿下とシャルロッテで家族への復讐開始
あの家族、まだ終わってなかったんだ・・・。
【ネタバレ】『死に戻り令嬢は二度目の人生で復讐を誓う』の感想
虐げられた令嬢が死に戻り、王子と共に家族に復讐をするストーリーの作品。
家族のダメ貴族っぽい振る舞いや、姉妹の差別意識、中世ってこんな感じだったんだろうな、と思えるリアルさがありました。
そんな中、政治だけはまともだったらしく、魔力なしでの差別は禁止されていました。
が、クズ貴族の親がそんなルールを守るはずもなく・・。
というか、各家での責任になるから、魔力検査の時にでも確認しないと、虐待や魔力の有無とかわかんないという、手落ちの制度💧
せめて幼少時に検査、その後なければ保護、とかあればよかったんですが。
無事、逆襲することができる力を手に入れたシャルロッテ、今後の復讐に期待です。
絵もすっきり綺麗で、読みやすい復讐ものの、少女漫画でした。